腕の筋トレ、特に上腕二頭筋の筋トレとして代表的なダンベルカール(アームカール)やバーベルカールを筋トレメニューに取り入れている人は沢山いるかと思います。
恐らく、筋トレをやっていない完全な初心者の方でさえ、筋トレと聞くと一番最初にイメージする腕の筋肉を鍛えるための筋トレとして有名でしょう。
そんなダンベルカール(アームカール)やバーベルカールですが、一体一般的には皆どの程度のウェイトを使ってトレーニングをしているのか気になる人も多いようです。
周りと比較することなく、黙々と自分の目標へ向かってトレーニングをすれば問題ないのですが、中には他の人と比較することでモチベーションが湧く人もいるでしょう。
そこで、大切になってくるのが、一体全体ダンベルカール(アームカール)とバーベルカールの平均って一体どのくらいなの?ってことではないでしょうか?
今回は、腕の筋トレの代表格、ダンベルカールの平均(アームカールの平均)とバーベルカールの平均的な数値をバーベルカール→ダンベルカール(アームカール)の順番でご紹介していきます!
バーベルカールの平均とは?
カール系の腕の筋トレ種目で持ち上げられる重さは、体重、筋肉量、体脂肪率、骨格、そして適正など様々な要因によって変わってきます。
例えば、80kgの体重で体脂肪率10%と20%の人がいた場合、通常であれば体脂肪率10%の人の方がバーベルカールで重いウェイトを挙げることが出来るでしょう。
さらに、ウェイトリフターとして経験がある人であれば、1回でとても重いウェイトを挙げるのに慣れているでしょう。
逆にジムのトレーナーなどであれば、もう少し軽めのウェイトを複数回繰り返し持ち上げる筋トレに慣れているでしょう。
様々な要因によって異なることは確かですが、色々な人を合わせた上での日本人の両手を使ったバーベルカールの平均は次のような数値になるはずです。
- 成人男性・・・30~35kg
- 成人女性・・・12~16kg
意外に結構重いウェイト扱えてるじゃん!と思いませんか?
もしもバーベルカールで上腕二頭筋を鍛えるなら、一つの指標として覚えておくと良さそうですね。
ダンベルカールの平均/アームカールの平均とは?
バーベルカールと同じように、様々な人がいる中で日本人のダンベルカール(アームカール)の平均はどの程度になるのか確認していきましょう。
ダンベルカールの平均の求め方はバーベルカールの値を単純に2で割ったものを平均と見ていきます。
なぜなら、バーベルカールは両手でウェイトを持ち上げるため、片手で行うダンベルカールはそれを2分の1にした数値となるはずだからです。
そのため、
- 成人男性・・・15~17.5kg
- 成人女性・・・6~8kg
となるでしょう。
実際、上腕二頭筋の筋トレをしてなくても余程怠けていなければ、これ位の重さは一回くらい持てるのではないでしょうか?
体重から見たダンベルカール(アームカール)/バーベルカールの平均値の求め方
上述した平均値は体重差に関係なく、全ての日本人の成人を含めた参考値でしたが、もう少し個々人の体重別に参考となるダンベルカール(アームカール) とバーベルカールの平均値を確認していという人もいるでしょう。
そんな腕の筋トレに一生懸命な人のために、自分の体重をもとにおおよその平均値の出し方をお話ししてきます。
まず、平均的な体脂肪率の男性であれば、体重の半分ぐらいがおおよそのバーベルカールの平均値となります。さらにダンベルカールの場合は、それを半分にした数値が平均となります。
女性の場合は、体脂肪率が平均的であれば、体重の4分の1がバーベルカールの平均であり、それをさらに半分にしたものがダンベルカールの平均と言えるでしょう。
男女別の計算式&ケーススタディ
平均的な体脂肪率の男性の場合
- バーベルカール・・・体重×1/2
- ダンベルカール・・・体重×1/2×1/2
例)体重70kgで平均的な体脂肪率の男性の場合
70kg×1/2=35kgがバーベルカールの平均的な数値となり、35kg×1/2=17.5kgがダンベルカールの平均値となります。
平均的な体脂肪率の女性の場合
- バーベルカール・・・体重×1/4
- ダンベルカール・・・体重×1/4×1/2
例)体重50kgで平均的な体脂肪率の女性の場合
50kg×1/4=12.5kgが同体重の女性が持ち上げられるバーベルカールの平均となり、12.5kg×1/2=6.25kgが同じ女性が持ち上げられるダンベルカールの平均となります。
まとめ
上腕二頭筋のダンベルカールやバーベルカールはやっているけど、平均的な数値は知らなかった!と、いう人が多いのではないでしょうか?
ある程度平均的な数値がわかれば、それを参考に自分の筋トレの目標お立てやすいですよね?
今回お話しした平均値を参考に、早速腕の筋肉・上腕二頭筋を筋トレして鍛えていきましょう!